製作事例
実車試験用テスト部品
薄肉形状
(370×220×80、アルミ砂型鋳造品)
【実車試験用テスト部品の製作】
ダイカスト品の強度に近い砂型品を試作できます!
試作品を製作する場合、ダイカスト金型ではなく砂型で試作品を製作することが多くあります。
砂型には低コスト、短納期というメリットがありますが、ダイカストと比べて鋳造時の冷却速度が遅いために
強度が劣ります。このため、実車試験で使用した場合、「ダイカストと強度が異なるため正確なデータが得られない。」という課題がありますとの困りごとを受けました。
そこで当社では、目標の強度(この製品では引張強度)を得るため、様々な条件で繰り返し試験しました。
目的の物性に近づけることにより、背反も出てしまうため、材料、鋳造条件、方案など、これまで培った経験を活かし、製作しています。
ダイカスト同等の強度、ダイカストの1/10のコスト、1/5の納期で製作することができました。
その結果お客様にご満足いただける製品を実現することができました。
車両の開発は、年々スピードを増しています。その中で、普通では考えられない対応が必要な場合があると思います。
そんなときは、ぜひお問い合わせ頂ければと思います。
試作だからこそ出来ることがありますので、困りごとを聞かせてください!